日本ポーランド ポスターコンクール応募要項

イデオグラフィア2019

第一回ポズナン国際グラフィックデザイン祭

実行委員会:美術財団フンダツィア・ラリタス

後援:ポズナン美術大学

実行委員会

マテウシュ・ビェチンスキMateusz Bieczyński – 実行委員長/審査事務局長

ミロスワフ・アダムチクMirosław Adamczyk

シモン・ドラタSzymon Dolata

ピオトル・グジヴァチュPiotr Grzywacz

マチェイ・クラクMaciej Kurak

アニェラ・ペルシュコAniela Perszko

ジョンデクなぎさNagisa Rządek

ズジスワフ・シュベルトZdzisław Schubert

 2017年、ポズナン美術大学は財団フンダツィア・ラリタスとの協力の下、全ポーランドグラフィックデザインフェスティバル「イデオグラフィアIdeografia」を定期的な美術イベントとして創立しました。その目的はポーランドのグラフィックデザイナーの最新の業績を展覧することでした。2018年にはその第二回目が開催され、より幅広い展覧が行われました。

 2019年のイデオグラフィアは初めてポーランドの国境を越え、国際的なイベントとなります。過去二回と同様、コンクールはポスター作家および他のグラフィック分野のアーチストを対象とします。「ポスター」と「イデオグラフIdeograf」(作者が印刷した、いわゆる自主制作ポスター)の二部門が設けられます。

 「イデオグラフ」部門のコンクールのテーマは日本ポーランド関係で、それを異文化間交流の視点からより広く捉えようとするものです。2019年には日本ポーランド国交樹立100周年を記念し、両国でさまざまな行事が行われています。(交流史についてはhttps://tokio.msz.gov.pl/ja/bilateral_cooperation/politics/tokio_jp_a_284/をご参照ください。)

 日本とポーランドではいずれも、詩的なメタファーによって表現される伝統とモダンの総合が特別な文化的価値を持っているように思われます。日本ではポーランドのアーチストの仕事を紹介する文化イベントが定期的に行われており、ポーランドの演劇の上演やコンサート、展覧会が企画されています。いわゆる「ポーランド派」映画の上映や、フレデリック・ショパン、カロル・シマノフスキ、スタニスワフ・モニゥーシュコといった作曲家の音楽が人気を博しています。一方、ポーランドでは日本の書道、コミックやアニメ、コンピュータゲーム、そして広い意味でのハイテク文化が高く評価されています。ポスターアートも日本とポーランドの交流において重要な位置を占めています。たとえばポーランドでは福田繁雄をはじめとする日本のデザイナーのポスター、日本では「ポーランド派ポスター」にかかわったアーチストたちの作品が大変よく知られています。

 第一回国際グラフィックデザイン祭イデオグラフィア2019の一環として実施されるコンクールは、日本ポーランド関係史を現在の視点から解釈しようとする機会となるとともに、両国の文化交流の将来がどうなるかが問われることになるでしょう。

すなわち、「イデオグラフ」部門に応募する作品の主題は、両国のアイデンティティーにとって日本ポーランド国交樹立100周年がどのような意味を持つかを、さまざまな次元・文脈から考えるものでなければなりません。ポスターはそのような内容に形を与え、表現するのに最適なメディアであると言えるでしょう。

 コンクール展に展示される入選作品は、実行委員会が指名した審査委員会によって選ばれます。審査委員会はさらに最優秀賞と各特別賞を付与します。

部門:

A: 文化ポスター部門

 特定の発注者のために印刷して発行されたポスター、2017年から2019年の間に発行されたもの。

 A部門の応募点数は各作者2点まで。サイズはB1 (100 cm x 70 cm)または日本のB1+ (103 cm x 73 cm)。それ以外の特殊サイズについては主催側にあらかじめ連絡することとします。

B: イデオグラフ部門

 作者が印刷した、いわゆる自主制作ポスター。

応募者は実行委員会が指定した「日本・ポーランド」または「ポーランド・日本」をテーマとした作品を応募すること。応募点数は各作者5点まで。サイズはB1 (100 cm x 70 cm)または日本のB1+ (103 cm x 73 cm)。それ以外の特殊サイズについては主催側にあらかじめ連絡することとします。

 コンクール展に展示される入選作品の選定と評価は、実行委員会が指名した以下の審査員からなる審査委員会によって行われます。

ミロスワフ・アダムチクMirosław Adamczyk(グラフィックデザイナー、ポズナン美術大学教授)

服部一成Kazunari Hattori(ポスター作家)

マリウシュ・クノロフスキMariusz Knorowski(ヴィラヌフポスター美術館学芸員)

中川可奈子Kanako Nakagawa(日本出身キュレーター

ズジスワフ・シュベルトZdzisław Schubert(美術評論家、ポズナン国立博物館ポスター・デザインギャラリー退職学芸員)

審査事務局長: マテウシュ・ビェチンスキMateusz Bieczyński(ポズナン美術大学副学長)

協力:

ピオトル・グジバチュPiotr Grzywacz (ポズナン美術大学プロモーション室長)

ジョンデクなぎさNagisa Rządek(アダム・ミツキェヴィチ大学東洋研究所上級講師)

実行委員会は以下の賞と特別賞を予定しています。

最優秀賞 (5 000ポーランド・ズロチPLN)

A部門賞 (2 500ポーランド・ズロチPLN)

B部門賞 (2 500ポーランド・ズロチPLN)

応募と審査の流れ

第一次審査

 応募者は応募作品のデジタルデータをメールアドレスopencall@uap.edu.plに送付してください。

A部門と B部門について

・A4サイズ、解像度300 dpi、CMYKカラーモード、jpg形式

 

 各応募作品に次の記述を付してください。

A部門

・作者の名と氏、住所、電子メールアドレス、電話番号

・発行年月日

・印刷技術

・発行者/発注者

印刷所

B 部門

・作者の名と氏、住所、電子メールアドレス、電話番号

・制作年月日

・印刷技術                                                                                                                              

送付期限:2019年9月1日

第一次審査の結果発表:2019年9月15~20日

第二次審査

 作品がコンクール展に選ばれた入選者にはメールにてご連絡します。

 オリジナル版や限定版のポスターを応募した入選者は料金を免除されます。作品を次の住所に送付してください。

Uniwersytet Artystyczny w Poznaniu Mateusz Bieczyński
Al. Marcinkowskiego 29
60-967 Poznań, Poland

 デジタル印刷技術での印刷用データを実行委員会に送付することができます。

入選したポスターの印刷料は一枚につき50ポーランド・ズロチPLNになります。

入選したポスターのデジタル印刷用データおよび印刷料の振込明細書の送付期限は2019年10月20日です

その他の規定

 実行委員会は審査委員会の決定にしたがって最優秀賞あるいは他の賞の付与を断念することがあります。

 応募者は応募カードに記入して実行委員会に送付した作品は自分で制作したものであることを宣言します。

 作品を実行委員会に送付することは同時に、その公開によって第三者の著作権が侵害されることはないと宣言することになります。万一それに関して訴訟が起こった場合、その責任はすべて応募者が負います。

 本コンクールに参加することは同時に、マスコミならびに本コンクール展や付随する展覧会のカタログをはじめとするイデオグラフィアの広報資料に、送付した作品が公開されることに同意することを意味します。

 B部門に作品を送付した入選者は、そのポスターを余分に印刷され、一点をポズナン国立博物館のポスターコレクションに所蔵されるのに同意することとなります。

 メッセージの内容が一定の宗教・世界観・人種・文化を侮蔑するような作品は審査の対象となりません。

 コンクール展を開催するにあたって出版されるカタログには、作品の複製、参加者全てのリスト、入選作品のリスト(目録)が掲載されます。作品が入選してコンクールに参加する方にはカタログ一部を無料で進呈します。

 コンクール展に展示するために送付ないし印刷されたポスターは返還されず、実行委員会のコレクションに加えられます。